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2014
05.29

こどもたちの「あそび」を考える

Category: 未分類
こどもは「あそぶ」存在。
こどもたちにとって「あそび」は、心と体の栄養です。
こども時代は、「生きる=あそぶ」ということ。
今回はこどもたちの「あそび」について考えてみます。

①すべての感覚を動員して、自然との出会いを!
赤ちゃん~幼児の時代は、感覚を通してものごとと出会い、世界を発見します。
こどもたちがもっとも出会うべき世界は何でしょう?
それは、こどもたちを取り巻く自然です。
お日さま、雲、風、雷、暑さ、寒さなどの自然現象、動物、昆虫、植物などの生き物たち、小石、どろんこ、お砂、貝殻、木の実などの自然物、どれも2つと同じものはなく、いろんなかたち、肌触り、においがあります。
そして、自分という存在が、これら大自然の一部であるということを、全身の感覚を通して自然と触れ合うことで発見してゆくこと、これがすべてのあそびの基礎になり、ひいては人生の基礎になってゆきます。
こどもたちはあそびの天才、石ころ、貝殻、木々の枝、いろんな自然物が、あそびの格好の素材になります。
小動物を飼育することも、とても大切な経験です。
昆虫を幼虫から育てることなどは、こどもたちに無限のわくわくをプレゼントしてくれます。
また、月日を経て成虫になり、卵を産んで、死んで行くという、いのちのつながりを目の当たりにすることは、最高の「命の授業」になります。
作物を育てることもおすすめです。
スーパーで切って売られている野菜が、どのようにして育ち実を結ぶのか、日々お水をあげて育てる経験をさせてあげましょう。
「食」とは、取りも直さず「他のいのちをいただくこと」。
こどもたちが丹精した作物を、収穫して、お料理して、食事とする、そのプロセスから、単に栄養素としてだけでなく、いのちのつながりとして「食」を捉える気持ちが養われます。

②お手伝いも「あそび」!
幼児期は模倣が大好き、おとなのことば、行い、考え方など、人間が生きてゆく基本を「まねる」ことでミニつゆきます。
「まなび」という単語は、「まね」から派生したと言われます。
まさに「まね」は「まなび」なのです。
ですから、ままごと遊びなどはとても大切です。
さらに発展して、ぜひ台所や庭仕事を、お子さんに手伝わせてあげましょう。
粉を混ぜる、トマトのへたをとる、キャベツをちぎる、苗を植える、安全に配慮して、いっしょにお仕事をしてみましょう。
忙しい時はなかなか心にゆとりができませんが、お休みの日などはぜひ誘ってみましょう。

③集中しているお子さんには、声をかけないで!
周りの物音にも反応しないくらい集中しているとき、こどもたちはファンタジーの世界にいます。
「何のあそび?」などと声をかけず、あそびの世界に没頭させてあげましょう。
おとなの役割は危険がないように見守ることです。
「真剣に遊べるこどもは、おとなになったときに、真剣に仕事に向き合えるようになれる」とも言われます。
幼児期は、自由に没頭して、思う存分遊ばせてあげましょう。
もちろん、没頭するあそびの内容が、ボタンクリックを繰り返すゲーム遊びでは、百害あって一利無しです。
ぜひ創造的なあそびの環境を準備してあげましょう。
質量ともに充実したあそびの体験が、こどもの創造的な思考力を育むことまちがいなし。
さあ、お子さんといっしょに「あそび」を創造してみませんか。

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2014
05.05

パパ、ママずっと元気でいてね!              (ご家族みんなの成人病予防)

Category: 未分類
連休いかがお過ごしですか?
パパ、ママがずっと元気であることは、お子さんにとっても何よりのプレゼント。
ということで、今回は、ご家族丸ごと成人病予防のための食生活のアドバイスをお届けします。

①腹七分目で長寿遺伝子を活性化
マスコミで良くとり上げられている「長寿遺伝子」。
この遺伝子はすべての人が持っているのですが普段は休眠状態。
これを活性化するには空腹の刺激です。
サルの動物実験でも、えさの量を制限したサルで、老化を予防し寿命が延びることがしっかりと証明されています。
実際その写真を見ると、えさ制限サルは、毛の艶もよく、表情も格段に若々しく、その違いは明らかです。
成人の体重は、その方が20歳のときの体重といわれています。
女性はお産を契機に体重がオーバーすることがよく見られますね。
妊娠で10㎏も体重が増えるんですから、無理もありません。
でも毎日の食事を腹七分目にしていると、徐々に体重は落ちてきます。
ちょっとずつ心がけてみましょう。

②1口30回嚼んで、脳を活性化、食べ過ぎも予防
良く噛むことは、消化に役立つだけでなく、「噛む」という動作が脳を刺激して、血流が良くなったり新陳代謝が促進されます。
また人間的感情や思考を司る前頭葉の活動も活発になります。
「噛む」ことは、脳を若々しく保つためにも大切なんですね。
ところで早食いをすると、ついついたくさん食べてしまうという経験はありませんか?
「満腹」は、お腹がふくれて感じるのではなく、食事が消化吸収されて血糖値が上昇することで、脳の満腹中枢が感じ取るしくみになっています。
血糖値の上昇まで20~30分はかかるため、早食いでは、満腹中枢が感じ取る前にたくさん食べてしまうことになります。
この点でも良くかんでゆっくり食事をすることは、とても良いことであることがわかります。

③「しっかり朝食」で1日の血糖値の安定を
朝食を抜くと、最後の食事である前夜の夕食から半日以上期間が空きます。
すると、からだは、「次の食事はめいっぱい吸収するぞ~~」と待ち構えるので、糖質の吸収がぐっと高まり、血糖値が急に上昇します。脂質も同様に吸収が促進されます。
簡単にいうと、かえって太ります。
また1日を意欲的に過ごすためにも、朝しっかり食べて体温をアップさせ、脳にも栄養をしっかり行き渡らせてあげましょう。

④食べる順番の工夫で糖尿病鵜予防
血糖値の乱高下は老化を促進します。
同じメニューでも食べる順番を工夫するだけで効果てきめんです。
今日からぜひ実施しましょう。
一言でいうと「野菜を先にたべること」
野菜に含まれる食物繊維は、、後から食べるお肉や魚の脂肪の吸収を阻害し、でんぷんの吸収を緩やかにして、血糖値の急上昇を防いでくれます。
具沢山のみそ汁など、野菜をたくさん含んだ汁物なら、さらに満腹感が得られるので、さらにベターですよ~~。

⑤動物性タンパクでは、肉と魚を1日交代で
ついついお肉が連続しがちな毎日の食卓。
でもお魚の良さを再認識して、簡単でもいいので2日に1回は、夕食のおかずをお魚に。
お魚のメリットは、DHA、 EPA、アスタキサンチンなどの動脈硬化予防物質をたくさん含んでいること。
「サケを焼く」「ししゃもを焼く」簡単なメニューから挑戦しましょう。
もちろんお肉の良さもありますよ~~。
お肉の良さはタンパク質をたくさん摂れること。
体を作り、免疫機能を維持するためにも、タンパク質は何歳になっても大切です。
お肉、お魚、1日おきで、夕食の献立を考えてみましょう。

⑥彩り豊かな野菜で免疫をアップ
「ファイトケミカル」という言葉を聞いたことがありますか?
ファイト=植物、ケミカル=化学物質ということで、動脈硬化を予防する抗酸化作用、抗がん作用で注目されています。
植物の色素、苦み、香りなどの成分です。
にんじんの「カロテノイド」、春菊の「フラボノイド」、ブルーベリーの「アントシアニン」、それと赤ワインの「ポリフェノール」も有名ですね。
ブロッコリーもファイトケミカルの宝庫です。
彩り鮮やかな食卓が健康も作ってくれるんですね。

これらのアドバイスは、パパ、ママだけでなく、お子さまの健康づくりにもお役に立ちます。
こどもたちは、大人以上に、これからの長い人生を生き抜くわけですから、体のメンテは大切です。
ご家族みなさんで、元気で長生きを目指しましょう!
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2014
05.03

井上神父さまの「すべては風の中に」を見ました!

Category: 未分類
今ほど、井上神父さまの「すべては風の中に」の再放送を見ました。
神父さまのお姿、お声、懐かしさでいっぱいでした。
撮影現場のマンションの佇まい、神父さまご愛用のご像が遠くに見え、バックには多くの蔵書、お座りになっておられた質素な椅子、すべてのものが懐かしく、以前にお伺いしたときの思い出が走馬灯のように脳裏を巡りました。

青年期のご苦悩、リジューのテレジアさまとの出会い、カルメル修道会への入会から始まり、フランス、ローマでのご修行、西欧神学への違和感、東方教会の神理解との出会い。
ご帰国後、留学中に抱かれた西洋キリスト教に感じた違和感を、ご自分のなかで整理発展させるご思索の心の旅のご様子が、神父さまのお言葉で静かに語られていました。

遠藤周作先生とご一緒の「キリスト教という洋服の仕立て直し」のお仕事、そのひとつのかたちとして「風の家」をお始めになったこと、法然さまのお姿に、イエスさまの悲愛の心を重ね合わせ、まことの宗教者の生きざまについての確信に至られたこと、言葉を選んで丁寧に語られるその凛としたお姿には、「清々しい」ということばがぴったりでした。

そして到達された「南無アッバ」のお祈り。
宗教という軸を生活に据えるとは、すなわち人生の主役の座を、大いなるものに「委ねる」ことであること。
すべてを委ねる境地、ここに「南無」という言葉がぴったり 。
そして委ねるお方は、厳然とした「父」というイメージではなく、幼子が「おとうちゃん」と呼びかけるイメージ。
対象として理性で理解する西洋の神概念ではなく、後ろから抱きかかえていただく大地のような包容力に満ちたお方、それが「アッバ」。
これが結びついて「南無アッバ」のお祈りとして結晶したわけです。
井上神父さまご健在の頃、何度か神父さまの御ミサに与らせていただきましたが、年を追うごとに、神父さまのお話の重点は「南無アッバ」に集約されて行かれたように思います。

この番組の中でもおっしゃっておられましたが、日々の忙しさに追われる多くの人々が、いかにして日常の中でこの「委ねの祈り」の心を持ち続けることができるかということに、神父さまは心を砕いて下さいました。
そのためには祈りは端的でなければならない、また声に出して、または心の中でも、祈りを言葉にすることで、さらに心が創られてゆくということも確かなこと。
そのためにもこの「南無アッバ」のお祈りはぴったりです。
まさに井上神父さまが私たちに残して下さった最大のプレゼントです。

「アッバ、おとうちゃん、すべての苦難も喜びも、今の私にベストとお考えになって、プレゼントして下さったお恵みなのですね。そしていつも私のそばで見守り、ともに歩んで下さるんですよね。」

温かいアッバに全幅の信頼を寄せ続け、また一歩踏み出すことで、丁寧に日々を積み重ねる元気をいただける!
そんなメッセージを、在りし日の井上神父さまの映像からいただくことができました。

神父さま、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
アッバの御許で、遠藤周作先生と、ゆっくりお酒を交わされて下さいね。

                           南無アッバ

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2014
05.02

今日も1日終わりました!明日から4連休。

Category: 未分類
4連休前の外来が終了しました。
これでも去年よりはずっと早め、開業医はこの関所を越えないと連休がやってこないのです。
インフルも下火とは言え、今日もまだ本日陽性診断のお子さんが居られます。
毎年この流行の終わり際が一番むずかしい〜〜。
これまでの小児科医25年余の経験から、新型インフルは別物として、普通の季節性インフルでいちばん遅めの陽性者は、何と七夕の頃。
この連休の人の移動で、流行が再燃しなければいいのですが。

それとちょっと気になるのは、少し前に流行していた首都圏の麻疹。
麻疹は、今も昔も命がけの病気、ウイルス性の重篤な肺炎からあっという間に呼吸不全になることも。
1歳になったらすぐに1回目、保育園年長さんになったら、すぐに2回目の接種を!!

もうひとつ気になる流行に伝染性紅斑があります。
いわゆる「リンゴ病」。
お子さんのほっぺが「ペコちゃん」になるあれです。
こどもでは、ほっぺと手足の発疹程度の軽い病気ですが、妊婦さんが感染すると流産を引き起こすことがあります。
伝染性紅斑のウイルスであるヒトハルボウイルスB19は、リンゴ病の発疹が出た時にはすでに終わりに近く、感染性はその1週間〜10日前にピークがあるので、予防はなかなか難しいのですが、妊婦さんは流行期には人ごみを避けたほうが安全です。
免疫は終生なので、女の子では、かかったことを母子手帳に記録してあげるといいですね。

などなど、日常的な臨床の話題になってしまいました。

最後に、井上洋治神父さまの大好きであられた「リジューのテレジア」の言葉をプレゼントします。

『一瞬一瞬だと多くを耐えることができます』

人生の時間をどんどん微分してゆくと、一瞬の積み重ねまで細分できます。
その一瞬一瞬にベストを尽くすこと、その瞬間瞬間にも、しばし時を止めて「南無アッバ」の祈りを捧げること、日々のその積み重ねに人生は尽きるのかなと思います。
今日も1日がんばりました。
すべてに感謝です。
おやすみなさい。

              南無アッバ

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2014
04.29

「井上洋治神父さま追悼ミサ・神父さまを偲ぶ会」に参加してきました。

Category: 未分類
福島潟の菜の花


4月26日の土曜日、東京の四谷で行われた「井上洋治神父さま追悼ミサ・神父さまを偲ぶ会」に参加してきました。
新幹線から降り立つと、そこは暑いくらいの晴天、満開のハナミズキが迎えてくれました。

御ミサの司式は伊藤幸史神父さま、ほんとうに感動しました。
井上神父さまのお志しをまっすぐに受け継がれた伊藤神父さまでなければ語ることのできない、気迫と決意のこもった凛としたお話でした。

伊藤神父さまは、そのお話のなかで、各々がそれぞれの生活の中で「南無アッバ」の心を体現してゆくことが大切という観点をお話下さいました。
私も心からそう思います。
人生は決断と受容の連続、いかなる現実も、「御手から受け取ることによって」、その時の自分に一番大切な、アッバからの恵みと考え、喜びのうちに受け容れること、そして、同伴者イエスさまの温かなまなざしを感じつつ、いつも前を向いて歩んでゆけること、そのことこそがイエスが私たちに残して下さった「心の平安」すなわち「神の国」であるのだと思います。
そのためにはまず人生の主役をアッバにお預けすることが不可欠、それを日々自分に気づかせるお祈りが「南無アッバ」。
「南無アッバ」のお祈りは、まさに私たち日本人にぴったりの万能薬です。

イエスさまのみ教えをピュアに突き詰めてゆくと「南無アッバ」に結晶する、という井上神父さまのご結論、まことの宗教者が生涯を賭けて到達された境地には、迷いのない決然とした潔さがあふれています。
それを井上神父さまは「南無アッバのお祈りが捧げられているとことろ、そこに風の家はあります」と表現して下さったのだと思います。

伊藤神父さま、山根先生、平田先生と、各分野ですばらしい後継者が活躍されていることは、井上神父さまのお教えのすばらしさの何よりの実証です。
イエスさまのみ教えが、その後の使徒たちの働きによって、広く正しく理解されたように、これらの神父さま、先生方のお働きにより、井上神父さまのお教えも、その真価がますます正しく評価されることでしょう。
また、そのお導きを受けた私たちひとりひとりが、それぞれの生活の現場の折々で、南無アッバの心を改めて刻み続けること、そのことこそを井上神父さまもきっと望んでおられるに違いありません。
そんなことを思いながら、東京を後にしました。

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